郷社 瀬門神社 (吉良町ぶらり旅⑦)
黄金堤からすぐ下ったあたりに「郷社」瀬門神社はある。
ごうしゃというのはこの地域で一番の神社という意味で上に府県社、下に村社があるらしい。
愛知県限定だと熱田神宮とかが一番なんだそーな。調べ始めたらかなり難しめだった。戸籍とか関係するんだって。
鳥居に通じる道には民家が建っていて並木が奇抜なカタチで生えていた。
歴史を感じる木なのに低い。
正面鳥居。
何故か二重鳥居になっている。
奥鳥居。
ま た 通 行 禁 止 か。階段で何があったのだろうか吉良町(震え声)。
鳥居から本殿がちらりと見える。
落ち葉が凄くて足を滑らせそうな感じだった。
歩いて行くと右手に石碑が見える。
明治の末に南極探検をした白瀬矗(しらせ のぶ)陸軍中尉の墓があるのです。
何故ここにあるのかが石碑に。
このせいで瀬門神社は別名白瀬さんと呼ばれていたり。(実際には隣のお寺にお墓がある。ほぼ一緒くたの扱い)
でっかいスクリューブレード。
これは初代南極観察船「しらせ」のスクリュー、名前繋がり。
右上の凸は高速回転するスクリューの安定用らしい。海上自衛隊からの貸与品っていうけど返すことはあるんだろうか…?
3つの標語。
と言うわけで拝殿。狛犬があっち向いてるけれど…。
その先は崖になっていて60mm単焦点レンズではどうにもこうにもならなかったので見切れたまま。どうしてマクロレンズで来たんだ俺…。
拝殿の上の方に沢山額縁が下がっていた跡があるが拝殿左手の壁にはずらりと「金的中」と書かれた額縁が。
…弓?
これ射場か!!でも神事で弓に関係するモノはなく、古い馬の鐙とか鞍とかいっぺんに揃ってるスゴイ!って案内しか無いんだけれど…?
観光ページとか見ても馬駈神事以外載ってない…。
さらに色々調べて見たけれど詳しい伝承はかなり昔に神職宅が火災に遭って焼失してしまった…とか源頼朝や徳川家康が関係してるとか位しか分らなかった。
弓系の神事はやってないんだろうか…。
そこら中に建つ由来看板にいちいち書かれている飾り馬、馬駈神事。弓は?
かなりデカイ樹もそこら中に生えてる。
わくわく。
近くには古墳もあるみたい。さすがは吉良、埋め立て地一色町とは違うぜ…。
謎の大蛇樹。
コレ地味に真ん中の石も神様だったりする。
すごい枯れ葉とお社の梁に彫刻が。
何やら明かりが巡らしてある。…馬駈け神事と関係があるのだろうか。
拝殿から左手を行くと東条城へと歩いて行けるらしい。
地味に家康と戦った吉良家の話に繋がる。
ちょい前に書いた鎧ヶ淵古戦場も吉良vs松平の跡地なんだそうな。
とりあえずは終了。マッタリとした5月の休日でした。
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関連リンク
秋田県にある記念館のホームページで矗隊長のプロフィールなど
ウィキペディアにも載るレベル
金的中の額縁撮り忘れた…。弓関連調べて見たけどここくらいしか書いてない…?